✅前かがみの姿勢から起き上がる時に腰が痛い
✅ソファーから立ち上がりにくい(硬い椅子がいい人)
✅運転することが多い
✅靴の底を見ると外側がすり減っている
✅O脚、ガニ股
✅歩いていると腰がだるくなる
✅お尻や足がだるい
✅横向きで丸くなった姿勢だと痛くない
✅昼間は腰が重くてだるいと感じることが多い
✅座っている時よりも立っている時に痛みを感じる
✅立ち上がると膝が曲っている
✅膝が真っすぐに伸びない
✅腰が曲っている
✅上を向いて寝られない
実は、元ナースの私は、若い頃から健康相談を受けることがよくありました。
血圧が高いと言われた、
血糖値で引っかかった、
そういう相談が多かったんですが、一時期「腰痛」の相談が重なったことがありました。
腰痛の原因は「腰」なんだと思っていたのですが、腰を施術しても良くならないし、看護学生時代の本を見直しても腰痛の原因は載っていませんでした。
私に相談に来られる人は、もちろん病院にも行かれていたはずだけど、それでも私に相談に来られたのに的確な施術ができなかったことが悔やまれてなりませんでした。
<人のカラダは元に戻るようにできているから必ず原因はあるはずだ!>というのが私の根本にある考えなので、私を頼って来られる人に応えたい気持ちがずっとありました。
それが今に至るましてきを研究を続けてきた原動力です。
当時35歳の私は、腰痛の経験がなかったので最初は、「腰」にアプローチするところから始めました。
が、症状が大幅に改善することは無く整体の先生や医療機器メーカーに勤める知人に聞いたり、勉強会に参加したりしました。
分かったことは、まだ腰痛の原因は分かっていないということでした。
びっくりしました。
それでも腰痛の原因は必ずその人のカラダにあるという信念から、たどり着いたのは「太もも」でした。
太ももで腰痛が大幅に改善することが分かり、それを本にしました。(腰痛はももで!)
骨を動かすのは骨格筋という筋肉なので解剖学的に筋肉を伸ばせば良くなることを理解していたので、本の出版を機にストレッチを始めることになりました。
このストレッチ教室は、今でも続いています。
今では、腰痛の原因も4か所あることが分かったので、大抵の腰痛は改善できるようになりました。
しかし、施術では伸びにくい筋肉があることが分かり
最後はやはりストレッチが良いという結論に至りました。
正座ができない、胡坐で座れない、手が肩より上に上がらない、上を向いて寝転べないなどの症状がある人にはストレッチをするレベルの柔軟性がないという人もいらっしゃいます。
このレベルの人の場合、1年後、3年後はどうなっているでしょう?
痛みのないカラダで動き回っていることは想像できますか?
ストレッチ教室も13年になり、80代の方もいらっしゃいます。68歳から始めている人はいまだに若々しく、最初よりも柔軟性が良くなっています。
ストレッチができない人には、柔軟性を良くして自分でストレッチができるところまで施術を行うことも提案しています。
腰痛には、いくつかの原因があるので、それによって症状が違います。
また、原因は1つだけのこともあるし、2つ3つと重なる複合型のこともあります。
原因別に4つに分けていて、それぞれに必要なストレッチがあります。
腰がだるい、重いと感じているくらいならストレッチだけでもOKですが
何年も前からの腰痛があるような場合は、ストレッチすることが難しい場合があります。
腰痛の改善と改善後の維持を考えるとストレッチは絶対に外せませんが
腰痛が辛くてストレッチができないレベルの人は、施術からスタートしてセルフケアとして
ストレッチをやって頂くことでどんどんと痛みを感じなかった頃のカラダへと近づいていきます。
その場で足踏みするような一時的な効果ではなく、
ゆっくりですが、良くなる階段を登っていくようなイメージです。
そして、その後も自分でメンテナンスができるようになって頂きたいと思っています。
旅行や趣味を楽しめる未来へ向かいましょう。