高齢のお母さまの介護をされている60代の女性の例です。
以前からの知り合いだったんですが、
ある時にzoomでの集まりがあった時に、私のことを思い出されて、ご来店されることになりました。
自宅で介護をされていて、足が弱くなっているので、転倒させないようにとても注意されていたようです。
お母さんが倒れそうになった時に、受け止めようとしてご自分の背骨が圧迫骨折したそうです。
それでも介護には休みがありません。
近くの接骨院には通院していたものの改善しているように感じなかったらしく、私のところにお越しになったという経緯です。
最初にご来店されたときには、靴下を脱ぐのも一苦労という状態でした。
圧迫骨折の痛みに耐えながらの介護もされていたわけですから、体中の筋肉が疲れていることが分かりました。
何が一番辛いかを伺い、そこから始めました。
靴下に手が届かないのは、背中が張っているんだろうと予測し、腰痛もあるとのことでしたので、腰痛の原因を探り施術しました。
帰られる時には、靴下がスムーズに履けたので驚かれていました。
人のカラダは、痛みがあってもそれなりにバランスを取ります。その結果が歪みになるのですが、
硬くなった筋肉、原因となる筋肉を緩めるとすぐに違いが分かります。
しかし、2~3日で他の筋肉とバランスを取るので、違う所が痛いと感じたり、慢性的に痛みが続いていた場合は、痛みが少し戻ることもあります。
今一番痛いところが「痛い」と感じているけど、1番痛いところが緩んだら、気が付かなかった2番目に痛かったところや3番目に痛かったところが気になってくるのです。
だから、順番に痛いと感じるところを追いかけていく必要があります。
筋肉のバランスが取れてくると、痛みが減ってくるので気が付けば「あれ?痛くない」とかできなかった動きがスムーズにできることに気が付かれることが多いです。
最初は、痛いところが多かったので、何とかしたい気持ちが強かったのでしょう、1週間に1回くらいのペースでご来店されていました。
徐々に体の痛みへの不安が小さくなっていっていることが分かりました。
「何かあってもここへ来ればいいと思えるようになって」と嬉しい言葉を言っていただけました。
直接肌に触れる施術なので、色んなところを触らせて頂きます。
お腹や太もも、胸や脇など色々です。
「こんなところ触られたことないわー」という言葉はよく言われます。
そんな時、
男性の先生は、女性の患者さんだと触りにくいところがあるだろうなぁと思うのです。
私の場合、元ナースっていうこともあって人のカラダを触ることには抵抗がないし、着替え時の配慮やタオルの使い方は身についていますから。
おまけに私自身もカラダの痛みを感じることが増えてきているので、痛みや不安はよくわかるのです(笑)。自分の痛みは自分で治すようにしているので、万全の状態で施術に臨んでいます。
Modosuカラダ研究所は、女性はもちろんですが、男性のご来店もお待ちしています。
カラダの痛いところを追いかけて施術していくと、どんどんと良くなる所が増えていき、気が付けば痛くなくなっている!辛かった動きができるようになっている、カラダが軽い!不安な気持ちがなくなってきた、ということに気づかれます。
「最初は毎週来てたのに、今では1ケ月も持つようになったわ」と喜んでくださっています。
永遠に週1回に施術を受ける必要はありません。
最初は、週1回くらいの方が早く良くなるのでご案内しますが、後は、定期的なメンテナンスでいいと思います。
また、生活スタイルで起こる症状がある場合は、自分でできるストレッチをお教えしますので、予防目的で行ってください。
~いつまでも痛みのないカラダで過ごすために~